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4月28日(土)吹田市千里北公園東部地区フェスタが開催されました。
参加協力の依頼からわずか1ヶ月ほどの準備期間で、果たしてどこまでできるのか? 不安と期待が交錯・・でも杉関のみんながいるから何があっても楽しいはず! 《準備編》 当日9時に杉関が現地に集合。スギツミキ・スギスツール・スギバシの材料は2tトラックで、また工具やら看板やら、みな荷物が満載。その中でも、Mori田さんの荷物は特別。 公共交通機関で謎の彼と同伴出勤!おまけにバッグにはノコギリが。一体どこへ何しに行くのか?と、きっと周囲に疑問を抱かれつつ。そういうMori田さんをリスペクト! おっ!かっこいいカウボーイも登場! (きっと吹田の人は来年まで覚えていてくれますよ!) 出来杉さんがこの日のために作ってくださった、五輪スギ。一枚の板からチェーンソーで削りだしたてあります。けっこう大きいもので、実物の迫力はすごい!会場の看板的存在に。 横に見えるのが、出来杉クローンズ。 準備に余念のない直杉さんと弥生杉さん。遠くから朝早く来ていただいてありがとうございました。 《開幕編》 さて、天気もよく気持ちいい一日。どんなコーナーがあったかというと。 「杉リンピック」 子ども達に杉に親しんでもらうコーナー 競技1.ツミスギ! スギの積み木をどこまで高く積めるかな?触れて、匂いを感じて・・ 吉野中央木材さん開発のポキポキツミキ?フラフラツミキ?とにかくななめでユニークなツミキ。高さをサッと測れる定規も手作り。 競技2.イレスギ! スギの木に輪をいくつ入れられるかな?小さい子にもできる競技。行列もできました~ 競技3.シリスギ! スギや山についてのクイズ3問にチャレンジ! せっかくなので少し知識も持って帰ってもらおうと・・・。 スギとヒノキの違いについてなど。下においた輪切りが立派スギ。コンパネの大きさと比べたらわかりますよね。芯まで白いのがヒノキ、芯が赤いのがスギ。葉っぱも山から持ってきて下さいました。チクチク葉っぱがスギで、Yの字が連なった葉っぱがヒノキ。 競技を3つとも終えたら、杉関特製「杉メダル」をプレゼント。 会場内は、このメダルを下げた子どもが大勢いて、いい風景。大人にも好評でしたよ。 続いてのコーナー。 「カンタンスギスツール木工指導コーナー」 このコーナーで伝えたいことは・・・「一本の木からイスができること。人と協力してつくること。」 だから、天板部分は、一枚の板からノコギリで3枚におろさなくては(?)なりません。 自分で、ぎこぎこやるからこそ、木のやわらかさ、匂いも体験してもらって、作品にも愛着わくんですよね。(時間はかかったけど、あののんびりした雰囲気の会場だからこそできたことかも。) 他の部材は、お客さんが来る前に、現場でカット、下穴開けなど準備。 11時頃、一組のご夫婦が奥様の「欲しい!」の一声で参加されてからは、途絶えることなく参加者が・・ このコーナーは狩杉さんが番頭。 一人一人のお客さんに、これでもか~!というくらい、丁寧に技術指導。出来上りの精度にもこだわりが。お客さんに了承を得て、ビスを抜いて、きれいにやり直すという入魂のサービスも・・・。 狩杉さんの、このこだわりと熱意こそが、杉の魅力を伝えるんですよね。ホント、頭がさがります。直杉さんも一緒に丁寧な指導・・・家具作家さんが直々に教えてくれるなんて、ほんま来場者にとってはお得な木工コーナー! しかし、知ってはいたけど、大阪の人は主張がはっきりしている!見本のスツールを触ってみて座ってみて。。。自分の感覚で納得したものしか受け入れません。 「玄関で靴を履くときに使いたいから、脚がもう少し長いほうがいいわ~」 急遽、予定のサイズより10センチ脚長モデルが必要に。 そこで活躍してくれたのが、日向建設の若き大工Aくんと、この日「杉関ブログを見ておもしろそうなので来ました」とふらっと現われた脱ニート杉くん。あれ?今はニート杉くんでいいのかな?彼は大工のバイトをしたことがあるらしく、電動工具もささっと操作して、耳に鉛筆。お~~カッコイイ!頼もしい!来て早々、わけもわからぬうちに、めいっぱい働かされたとさ! 二人がいてくれて本当に助かりました! 小さい女の子が来て、やりたそうに・・・お母さんは赤ちゃんをおんぶにだっこ・・・(え!ホンマに前にも後ろにもおるやん!友人のお子さんも預かっていたようです)お母さんの手がふさがっているなら、と日向建設の部長さん(以下、杉部長さんと呼ばせていただきます)が助っ人に。小さい女の子の手をとり、一緒にのこぎりギコギコ、電ドラぐりぐり。この子は最後までちゃんとやり遂げましたよ。 まだまだコーナーはありました。 「スギ箸つくりコーナー」 伝えたいことは・・・「山の手入れと間伐材の利用について。林から出た材を無駄なく使い切ること。自分の手でも身の回りのものを作れるということ。」 このコーナーは弥生杉さんが番頭。 後半、どんどん参加者が増えました。弥生杉さんののんびりムードがお客さんにも伝わって、みんなじっくり腰を据えて作っていかれます。 小さいカンナが、子どもにも扱いやすく、このコーナーも盛況でした。 親子でやっていると・・・いつしか親の方が熱中する傾向が・・・ 「山のこと、源流の森のこと。紹介コーナー」 奈良県吉野郡川上村(日本林業発祥の地)の紹介、森水源流館のこと、吉野スギのこと(人と山と木の関わりなどについて)などをPR。 川上村、森水源流館の皆さんには、パンフレットや解説用パネルの用意など、大変お世話になりました!(結局、志を同じくする人はつながっていき、それがまた新たなパワーになるのだなと実感しました。) パンフなどがあったからこそ、現地では伝えきれないことも、家に帰ってじっくり読んでもらえたと思います。そして、川上村や源流館の取り組みに感心を持って、実際に訪れてくれるといいな~と思います。行った人なら、きっとその魅力にハマリます。 「今日のなかま 紹介コーナー」 スギダラとメンバー個人のPRコーナー。 スギダラ入会案内や、各自の仕事・展覧会の案内など。 この陳列棚は、ふらふらし杉さんが設計、杉部長さんに作成を命令・・じゃなくって依頼。 立派な陳列棚でした。看板類もふらふらし杉さん作。 《お疲れさん会》 フェスタ片付け終了後、日向建設さんの事務所をお借りして・・・ 当日誕生日だったふらふらし杉さんと、2日前に誕生日だったMori田さんのお祝いも兼ねてお疲れさん会。杉部長さんお手製の料理、ありがとうございました。 当日初参加のニート杉くんの自己紹介では、なぜかアルファベット語禁止条例が発令され、SE→電子計算機オタクってな変換を強制されつつ、恒例のつっこみ入りまくり、脱線しまくりで。 (個人的にはSE→電子計算機を駆使して、人々の心をスギダラ色で幸せにすることもできるくらい、社会的に影響力をもったクリエイティブな仕事、と訳せると思うよ!(どんな職業もそうだろうけど。) がんばれ!悩め!若きニート杉くん!・・・すっかり世話焼きおばちゃんモード(^_^;)) 日向建設の愛犬というか、看板娘、ななこちゃん。 杉庭さんの気持ちを、ななこ語で代弁中。 その他の暗号:隠れ天○・ぶるぶる○ョー・杉ロード○章・狩杉さんネタの数々・・・ こうして、楽しい夜は更け・・・帰りに全員相乗りの車の中では「さ~これから(天然植生の杉を見に)屋久島へ直行だ~!」と、まだまだイケイケの杉関メンバーでした。(^o^) さて、ここからはマジメモード。 読む気力の残っている人だけどうぞ。(・・ってホントはこっちが先やろ~!) 今回のイベントの「意義」をきちんとお伝えしておきたいと思います。 【スギ関としての参加コンセプト : 国産無垢材スギの良さを、たくさんの人達、子供達に知ってもらう!】 都会のくらしでは、実際の杉、というか樹木自体が日々の生活には無関係な存在です。 でも、日本人は昔から生活の中で杉を、その長所を活かし、短所は技術や知恵で克服しながら使ってきました。そこには、自然を利用するからこそ、うまく自然を守る、人の智恵がたくさんつまっています。それをどうにか伝えたい! それには都会の人も見て触れて、体験してもらうことが一番だ!それも大人も子どもも楽しい方法で!ということで、吉野から2tトラック出動、杉リンピック・杉スツール工作・杉ハシ製作となったわけです。 ・・で、結果は? 狩杉さんのコメントは「コミュニケーションツールとしての杉ってすご杉!」。 うまいこと言うな~と感心。 スギ材に触れたのは初めての子もいたでしょう。そしてツミキで楽しく遊んだことや、自分でものを作った体験は忘れないでしょう。 年配の方も、スギをさわっては「いい感触~」「いい匂い~」と。 人は自分の五感を使って体験したり、感じたりしてよかったことは、人にも勧めたくなります。今日のイベントで「スギダラ」って楽しそうと思ってくれた来場者も多くいたはず。こうして、スギダラ菌が吹田中にふわふわ~っと舞い上がったのでした。 (次はいつ開催ですか?と聞いてくださった来場者も。) 私個人の感想は、準備から当日までの中で、杉関メンバーのことが今まで以上に好きになったってことです。みんなの熱い思いと、楽しい言動が大好きです。 まだまだ続きます。息つぎ、息つぎ。 ここでちょこっとだけ、今回一緒にスタッフ業をした「ゆめのみ公園プロジェクト」について解説させて下さい。 共働き世帯の親子が多いグループで、吹田の公園を舞台に「まちにちょっといいこと(但し、自分も楽しいこと)」をやっています。こちらサイドの今回の参加意義は・・。 あの公園を、市民が自然の中でものを作ったり、種々団体が交流したりできる「森のアトリエ、森の公民館(ふらふらし杉さんネーミング)」的な使い方をしていけたらという思いがあります。(都会にはそういう場所がなく、あそこは最適な環境) そこで、川上村(環境の違う地方自治体)や森水源流館(自然環境の語り部)、スギダラ(コンセプトを持って楽しく活動している団体)と一緒にやることがその第一歩になると確信したわけです。 やってみて、ゆめのみが目指している方に一歩前進したな、と感じています。 私は、ゆめのみとしてと杉関としての二重の収穫があり、ホントお腹いっぱい、ゆめのような一日でした。ゆめのみスタッフは主に、会場設営・受付を担当しました。杉メダルを渡したり、アンケートを回収したり。(下はゆめのみの子ども達。スタッフとして活躍(働かされた?)) ところで皆さん、広がり続けるスギダラ菌の正体って気になりません? 菌の即効性効能は「楽しい!」なのですが、実はジワジワ効いてくる効能はいっぱいあって、誰かそれを探って論文でも書いてくれないかな。 とりあえず、今回わかった効能のひとつを。 様々な思いを持つ人が、「スギ」という共通語を通して、各々の目的に向かってがんばり、お互いにその「こだわりどころ」を見て刺激しあえるってこと。 目的はひとつでなくても、いいんですよね。 みんなが、自分自身の目的に、スギをどう組み込み、それをどう発信していくか、に一生懸命になりさえすれば。 例えば、仕事で木を扱っている人は、それが事業としてやっていける事に。自然環境の問題を伝えたい人は世の中にしっかり伝えるために。設計士さんは木の家の良さを伝えるために・・など。 もちろん、互いの目的のために協力は惜しまないという杉関のフトコロの深さも体験したし、アイデアを出し合うことが何よりも楽しかったりします。こうやって、みんなでいい方向に進んでいける確信がムクムク! ・・ってまだ12月の忘年会から加入した若輩者の私(年はくってるけど)ですが、皆さん今後ともよろしくお願いします! 杉輝専務の月刊杉記事も真っ青の長文で、失礼しました。 その他の写真コーナー
by sugikan
| 2007-04-28 00:04
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